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労務屋さん

経営者とともに「いい会社を作ろう」です。 企業や団体の成長を支える、いわゆる「ヒト」「モノ」「カネ」 「人」に関することを業務としています。

「自分の事しか考えなくていい社会」の崩壊

人は、想定内の事象の内に暮らす。
 昔、「成長の限界」という著作がありました。ローマクラブが資源と地球の有限性に着目し、マサチューセッツ工科大学のデニス・メドゥズを主査とする国際チームに委託して、システムダイナミクスの手法を使用してとりまとめた研究で、1972年に発表されました。「人口増加や環境汚染などの現在の傾向が続けば、100年以内に地球上の成長は限界に達する」と警鐘を鳴らしていました。1970年における専門家の「石油寿命の予測」は後40年 それから40年後の2010年における専門家の寿命予測は43年 つまり、「成長の限界」のなかで、枯渇すると言われた2010年に逆に石油寿命は3年増えてしまいました。
 日本的雇用システム①終身雇用制度(長期的雇用制度)、 ②年功序列賃金制度、 ③企業別労働組合、バブルが弾けた1990年以降も想定内のこととして亡霊のように存在しています。

 人は、想定外の出来事の前では、無力であるようです。
 比較的裕福な生活を送ってきた者にとって今までの生活の基盤を失うことは、従来から困窮の生活を送ってきた者よりも生活の選択肢を少なくするようです。生活に困窮している者は、生活保護を受容することも選択肢のひつとして、想定の範囲です。
 今回の福島原電による放射能物質の処理についても同様なことがいえる。ご存知のように放射能物質は、放射能の物質により異なりますが、消滅までの期間が多くの場合長く健康に影響します。通常の熱処理などでは軽減するものでもないことからなんら問題の解消なりません。そしてそれらの物質を集めることとしていますが、集めたものをどのように処理するかについては、未だ決まっていません。汚染箇所の土地を削るなどの除去された場所は一時的には、数値は下がるでしょうが、風が吹いたり雨が降りればまた状況が変ることは、自明の理です。
 国ですらこのような行き当たりばったりの対処ですから個人に降り注がれた災禍の対応を誰も笑うことは出来ません。
                       つづく
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独り言

 今、四面楚歌 の感がある。菅直人首相
 ここにきて、市民活動家としての菅に戻りつつあるように見えます。「再生可能エネルギー法案」の成立に意欲的だ。いまでも家庭で発電した余剰分は、買い取ることとなっているが、買い取り価格に問題があり、普及にインセンティブが働きにくかった。
 「再生可能エネルギー法案」の詳細については分かりませし、法案が成立するかどうかも分かりませんが、いままで電力の買取、他の民間会社の発電算入を一番拒んできたのは、東京電力をはじめとする電力会社でした。この財界の雄である電力会社に対して、今までよりも高額で電力の買取を義務付けることは、再生可能エネルギーを活用するためには乗り越えなければならないハードルです。
 一方で、原子力は安価で発電できるとの事も言われますが、原電施設の廃炉までの処理費用を考えれは決して安価とはいえないと考えます。
 
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「自分の事しか考えなくていい社会」の崩壊

 昭和27年生まれの私には、終戦の混乱期については、記憶に定かでないが、断片的に古びた写真のように片田舎の往時を偲ぶことがある。町の中心街の歩道のあちこちに、座して物乞いをする人たちを目にすることが見られ、私は、異様なものを見たように当時を思い出す。
 時代が変わり平成の世、数年前のことであるが、橋の下で生活をする人々を見ることがあった。幼児の時の古い記憶が蘇る。。。。
 平成18年当地で、大豪雨が発生。橋の下で生活をしていた者、1人が逃げ遅れ犠牲になったと後日、噂で伝え聞く。豪雨当日橋の近くの住民らは、雨量の多さから水かさの増した河川に住む人を気遣いそれとはなしに安否を気遣っていたとの事、「。。。チャン」と呼びながら捜索をしたとのこと。
 「。。。チャン」と呼びながら捜索していた。地元の住民たちは、「橋した住民」とある程度のコミニュケーションがあった。後日、分かったことであるが、「橋したの住民」は、以前は、中流生活以上の者が多く、いろいろな経過があって今に至たようで、そこから這い出る手段が分からないことが多いとのこと。
                   つづく
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動顚

 日本の科学技術からすれば、60日から90日もあれば核爆弾を製造することができると言われています。
 今、国際的に確認いる核保有国は、核クラブと表される。その中には、北朝鮮も含まれる。

 ある識者が、次のような懸念をしていた。
 ㈱ソニーがサイバー攻撃を受けたことを受け「中国では数千人規模の人たちが、いつでもサイバー攻撃ができるように演習をしていると言われる。また北朝鮮も、国内のネット環境の貧弱さとは裏腹に、3000人規模の情報技術者に厚遇を与えて訓練しているとも伝えられる。いずれも高度に国家機密に属することであるから具体的なことは明らかでないが、ネット上の情報を制することの重要性を認識していることは確かだ。」。。。

 ところが、2011.6.26 次のような情報を入手しました。
 【ソウル=加藤達也】2011.6.26 北朝鮮が、核爆発による強力電磁波で通信や兵器運用コンピューター網を破壊する電磁パルス(EMP)爆弾の開発に成功した可能性が浮上してきた。米中央情報局(CIA)で核問題の専門家として勤務したピーター・フライ氏が24日、米ラジオ「ボイス・オブ・アメリカ」に明らかにした。


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「自分の事しか考えなくていい社会」の崩壊

終戦直後の日本の被害は甚大で壊滅的ともいえるものであった。この戦争で310万人が命を落とし,119の都市が爆撃を受け,主要都市人口の28%が罹災、破壊された住宅は210万戸に及んだといわれる。そのため終戦時の鉱工業生産は1935年から37年平均の十分の一、農業生産も1933年から35年の平均の58%にまで低下したといわれ,1945年の国民所得は1935年の半分以下に低下したとまで言われていました。
当然のことながら家屋を失ったり,職を失ったり,家族を失ったものが多数町にあふれ,外地からは628万人の復員・引き揚げもあり,極度の物資の不足,異常な物価上昇に見舞われました。その様な中、戦後改革を推進したGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)の対日救民福祉政策として実施されたのが戦後の生活保護制度の基礎となりました。
  つづく
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「自分の事しか考えなくていい社会」の崩壊


厚生労働省は、2010年度の「脳・心臓疾患および精神障害などの労災補償状況」を発表しました。くも膜下出血などの「脳血管疾患」や心筋梗塞などの「心臓疾患」は、過重な仕事が原因で発症することがあることから、厚生労働省は、こうした過労死や、仕事のストレスによる精神障害の状況について、労災請求件数を公表しています。
 「脳・心臓疾患」の昨年度の労災保険の申請件数は802件で、ここ最近減少傾向にありましたが、経済構造の変化などの影響により、4年ぶりに増加をしました。一方精神障害の昨年度の申請件数は1181件と「脳・心臓疾患」を超えており2年連続で増加傾向にあります。このように申請件数は「脳・心臓疾患」よりも「精神障害」の方が多いことがわかります。
 社会保険制度は、厚生年金等による保障は、生活部面全般に起因していること支給対象にしていますから、支給要件に該当すれば支給されます。一方労災保険は、仕事生活に起因しているものだけを保障の対象とし、保障を別途労災保険で補償するという形を取っています。いうならば、仕事上に起因をしていれば両方から支給を受けることが出来ることとなります。ただ「脳・心臓疾患」・「精神障害」ともに仕事上に起因しているかどうかの判断が難しく、厚生年金等のみの保障ということが多いようです。
 会社経営者は、従業員に対し安全配慮義務を負うこととされていますから産業医の指導を受けるなどリスク管理をすることが必要と考えます。

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所有するから使用する

 立地条件につづく。
 人類の誕生からすれば僅かな時間、日本は、統治国家の体裁を整えた。「公地公民」土地および人民は、統治をする国のもの」とする考えは大国、当時の中華である中国に由来するとあります。
 いまも土地に係る権利については、当時に比べ所有者であるものに多くのものを与えられましたが、いまも固定資産税をかせられる。自己所有者のものでありながら、税を払うと言うことは国から借料しているといえないだろうか?
 今、大震災を契機に二重ローンの問題がクローズアップしています。ローンを組むとは、支払う者の将来を拘束することに繋がる。アメリカにおいては、家を購入するということは、将来の投資であり返済が滞るようであれば売却することにより売却利益をえることができた。このようなことがほんの少し前までありました。同時にアメリカの人にとって家を購入することは何ら本人を拘束することを意味しませんでした。
 今回の大震災を契機に、固定資産の所有か使用かの選択を多くの人に与えたのではないかと考えます。なぜなら多くの不動産売買を業務をしている者も持ち家を持つよりも、賃貸住宅を選択しているものが多く居ることが散見されます。
 これから起こるであろう自然災害を考えた場合、将来所得を固定するリスクを考えればこのような選択も必要と考えます。

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「自分の事しか考えなくていい社会」の崩壊

 人は多くの場合、多少なりとも外疾患、内疾患で病んでいるが、心の疾患については、素人である私には、判別がつかない。
 患者である者も本来は自分が病気であることを自覚していない場合が多いと思われる。自傷行為、睡眠ができないなどのことがあれば自ら病院に掛かることもあるだろうが、家族の者あるいは会社のものからの指摘を受け通院が始まる場合が多いと言える。
 医者は患者から診療を望まれれば断ることが出来ないし、治療の義務がある。
 医師は、患者の疾患の現在の状態、過去の病歴などを家族の人、本人の話の中から探してゆく。一方の患者にとって、今まで家族からまたは同僚から阻害されることがおおくあったなかで初めて親身に接してくれる人に会い病歴を打ち明ける。
 医師にとしては、患者から訴えられるここの病状に対して対処療法していかねばならず、気がつけば「片手一杯の薬」となることがおおいようです。
                       つづく
 
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集中力

 時には、自分の集中力のなさに嘆くことが多い。ある者によると、年齢、人により、また同一人においても趣向により多少の多寡はあるが30分から60分間位であるらしい。
 障害者の人は、単純作業を健常者に比べ相当時間を行うことができるらしい。残念ながら障害者の寿命は健常者に比べ短い者が多いという。このことから集中力の時間は、生命の持続時間に相関関係あると考えられる。今回の大惨事において、故人を偲ぶ時間は必要でしょうが、何時ときでもいいから大惨事を忘れさせてくれる場所、時間を持つことが大切と考えます。
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「自分の事しか考えなくていい社会」の崩壊

社会保障の一方にある公的扶助。若い人の離婚率の高まりの中で、まことしやかに囁かれている偽装離婚。
 偽装離婚をして生活扶助を不正受給するものが垣間見えるとのこと。巷間に流布していることは、事実であることもあるが、根拠のないことも多いことに注意が必要です。
 幼子を抱え仕事にも就くことが出来ないものには、保護の対象となりうるでしょうが、幼子を預かってくれるところがあれば(市の福祉課の職員は受け入れ先を探すでしょう)不支給となると思われます。そのようなリスクを取ってまで偽装離婚をする者の心が理解できませんし、仮に、生活保護を受給できたとしても、二重生活となり経済的メリットがあるのかどうか疑問のあるところです。
 生活保護受給者は、自らの申請により、公的年金保険料の免除、下水道料金の減免、医療費の減免そ他。。。。
 を受けることができますが、たえず市の福祉課のケースワーカーの監視下に置かれることを覚悟しなければなりません。
                               つづく
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立地条件

 この時期、やたらと税金等の支払があります。自動車税、住民税、固定資産税、所得税、消費税、そして労働保険料、国民健康保険税など。。。
 また、この時期 行政機関からの調査票の多いのも事業者の悩みの種となっています。
 門外漢である私ですが、ここで固定資産税についてみてみたいと思います。他の区市町村でも同じように中心市街地の凋落があります。課税者は、固定資産の資産価値を高めるために、いろんな施策を講じていますが、衰退に歯止めが掛からないのが現状のようです。
 課税者にとっても住民にとっても、資産価値の下落は歓迎するところではありませんが、利用価値があるのかについては疑問があるところです。
 私も以前、私の住む県の県都に事務所を設けたことがありましが、費用対効果から考えて撤退することにしました。ITが整備普及された現在においては、従前からいわれる立地条件は希薄になっているように思えます。
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「自分の事しか考えなくていい社会」の崩壊

 手のひらに薬を載せるように片手を差し出し「毎日、片手一杯の薬を飲まなければ」と彼女は言いいながら医者の証明書を見せる。会話とか見た目には、ほとんど普通の人となんら変りはない。
 公的年金の相談を受けていると、障害年金の請求が多いことに気づきます。障害年金といえば、寝たきりで絶えず人の介助を必用とするものとか、生活の一部を介助してもらうなど、自分ひとりで自活が出来ない人とのイメージがありますが、最近多いのがこころを病んだ人の申請です。一昔前なら一目をはばかりながら通院していましたが、いまでは心療内科などがあり診療の相談も受けやすくなりました。そのせいか若い女性の患者さんが多く、病院の方で重症と思われる人には、ケースワーカーを通して積極的に公的年金相談を受けるように話をされているようです。
 心を患っている方は、職業履歴も多いのが特徴で、一箇所で仕事が出来ない事情があることがわかります。飛び飛びの職業履歴であれば、年金の加入期間も飛び飛びであることが多いことから将来の老齢年金の加入期間を充たせるかわ甚だ疑問です。また病歴があることで民間の保険に加入できないなどデメリットもみのがせません。
                            つづく

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憂慮

東北地方の復興を妨げているもの、それは政治の混迷もありますが既得権といえます。ピンチはチャンスでもあるこの時期に、将来ビジョンをもたない従前の既得権がいま行く手を塞いでいる。既得権を守るだけでは地域再生はないことは明瞭ですが、このままなんら手当てをせず時間だけが過ぎれば経済・人口ともに縮小均衡となります。
 2005年に巨大ハリケーンに襲われた米ニューオーリンズ市の人口は被災前の75%に留まっている。ある学者は「大震災は成長中の町には一過性のショックだが、停滞した町には運命を変える打撃となる」東北地方に留まらず、今の日本は、少子化、高齢化、人口減の停滞状況にあるにあることを考えれば。。。。

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マンガの効用

 マンガ好きの麻生元首相は有名ですが、現実的な政治の世界とマンガとなるとちょつと頂けないよう思います。
 デフォルメされたマンガの世界は、読者に夢を与え、想像を逞しくしてくれます。
 よく、評判のマンガを利用して実写化していますが、そもそもデフォルメの世界を実写化することには、無理があるようで、視聴者からの評判もよくなく期待が裏切られることが多くあります。
ところでこのマンガですが、なぜストレートに脳に届くのかということですが、私は、「文字数と絵」に関係するのではと考えます。長たらしい話、文章よりも適度に絵、写真を配したほうが、読者には記憶に残るようです。
 昔、「曼荼羅の図」というものがありました。宗教上の宇宙観、世界観を図で表したもので、当時の多くの人の宗教上の理解に貢献したものと思われます。
 会社には、「経営理念」がありますが、経営者の考える全体像を理解しているものは、私の経験上そう多くないと思われます。一度、経営理念を図にすれば、経営者の経営理念の再確認となりますし従業員の理解促進に役立つことと思います。


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ストレスについて

 ストレスの発生要因は何でしょう。
「人間は五感を通して受け取るさまざまな刺激(環境の変化)がストレスを生み出します。ストレスはおもに身体的ストレスと精神的ストレスの二つに分かれます。 人のような定温動物の場合、摂取するエネルギーの70%は、体温を維持するために使われる。人間の意思によるエネルギーは僅かであるといえる。。。。」

 これを私流に解釈すると、「人は体温を36.7度を維持しなければ、生存が脅かされますよ、体温を保つためにエネルギーの70%を消費させて頂きます。とくに夏の暑い日や冬の寒い日にはご自愛下さい。面倒な事、ストレスを解消するために使うエネルギーは限られています。無理をすれば生命の保証はありません。」と私の体は言っています。

 夏の暑さ、冬の寒さのために命を落とす方が多くあります。

 ストレスを減少させるためには、受け手である人の「変化」に対しての許容範囲を大きくすること、想定範囲を大きくすることと思います。

 それにしても昨日、今日は、仕事が混んでいました。 はい

 
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人はすべて異なるもの

 ある経営者の弁。「いろいろな異見があっていい」その方が、企業を強くする。その経営者によれば、一方向しか考えないようであれば、違うほうから攻めに対して防ぎえないから。。。。

生き物の性質
 生命誕生の時とは、ある生命の発生する条件が整えば有機体としての生命が発生するが、当然に、厳密な意味での場所・時間も全く同時ということは考えにくく、微妙に違いがあるものである。よって全くのコピーは無いと考えられる。
①いのちはみんな違うことが生き物の特徴といえる。人は自分の判断で行動し、自分なりに理解する。― このことが種の保存に結果的に繋がったといえる。
②いのちは変わりつづけることが特徴といえる。― 学習することが人間をして成長し生きることができる。

 コミュニケーションを取るとは、自分の考え、思いをそのまま相手にイメージしてもらう活動といえますが、どの様に相手が理解をしたかについては分からない。何故なら生き物は、それぞれ勝手に理解し行動するものであるからです。ただ、努力することによって限りなく正確に伝えることはできます。
 経営者は、経営方針の決定については、専権事項でしょうが出来る限り多くの異見を聴視し、謙虚に受け止めることが必要です。想定外の排除に努める姿勢が大切と考えます。
                             つづく
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「自分の事しか考えなくていい社会」の崩壊

何時ものコンビニに入り、歩きなれた通路を通り目的の商品を選ぶ、日常的な出来事のように離婚が行われています。 
 一身専属権である年金に配偶者に年金権の分割が認められたのは、平成19年4月1日 それ以後に離婚等(事実婚を含む)をした場合において、離婚等をした当事者間の合意や裁判手続により按分割合を定めたときに、その当事者の一方からの請求によって、婚姻期間等の標準報酬を当事者間で分割することができる制度です。
 分割の割合は原則として当事者の協議に基づく合意により定めますが,合意ができないときには,当事者からの申立てにより,家庭裁判所における審判手続や調停手続などを利用して分割割合を定めることができます。
 年金事務所では、事実確認のため協議離婚の場合には、公正証書の添付が必要となりますし、裁判上の離婚である場合には、調停調書 審判書の添付が必要となります。ちなみに日本における離婚方法は、協議離婚が約90%残りの10%は、調停離婚が9%、裁判離婚が1%となっています。
 では具体的に、熟年離婚(配偶者は専業主婦とした場合)を例にとり見てみたいと思います。
 今年、年金を受給する多くの男性の年金額は、200万円を超えることは珍しく200万円以下の場合がほとんどと言っていいでしょう。この内、年金分割が出来るのは厚生年金の比例部分であり、最大で50%となります。
200万円から基礎年金の年金額80万円を控除し分割割合を50%とするとこの方々の年金額は、140万円となります。
双方とも月額になおすと12万円弱となり、双方とも生活が成り立たなくなる可能性があります。前にも書きましたが、老後生活を支える公的年金からみると夫婦2人が仲良く?生計が同じであって元気でいることが一番理想的といえます。なぜなら夫婦合算して生活が成り立つように設計されいるからです。
離婚を決意する前には、いろんな人、その中には社労士を含め、慎重に慎重を重ねる必要があるといえます。
                          つづく



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やまぼうしの花

 誰だかわすれましたが、女優のある方が「私は、野に咲く花より、木に咲く花が好きです」といっていた。
花に興味のない私にも野山一斉に咲き競うこの時期の花には無頓着には居られない。 
顧問先の出来事。
 知ったかぶりで、前庭で庭の手入れをしている奥さんに、前庭にある木の白い花に対し「ハナミズキいいですね。白もいいけどピンクもいいですね。」。。。
 この五坪ほどの前庭には、訪問する度に、鉢植えが増えている。来訪者が花好きの奥さんのために持参してくるとのこと。おかけで今は、足の踏み場のないくらいに百花繚乱している。
 少し間を置き、奥さんは私が誤解していることが分かったのか、「この木は、やまぼうしといって、花の後の実おいしんです。」と説明してくれた。
ハナミズキは㋄ やまぼうしは6月  
でも、晴天の 白 はいいですね。  はい
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アメリカのリスク管理

「日本国外務省は6月9日、米国で行った対日世論調査の結果を発表した。有識者を除く一般国民にアジアで最も重要なパートナーを聞いたところ、中国が39%(前年比5ポイント減)で、日本の31%(同13ポイント減)を上回った。中国が日本を上回ったのは、質問を始めた1975年以来初めて。政財官界などの有識者が対象の調査では、中国が46%(同10ポイント減)に対し、日本は28%(同8ポイント減)。中国が2年続けてトップだった。」
 ここで重要なことは、政財官界などの有識者等は、以前から中国を重要なパートナーと認めていたこと。そして今回初めて有識者を除く一般国民にアジアで最も重要なパートナーとして認められたこと。ともすれば日本はずしにもなりかねない。
 一方、米国国内では、今回の大震災の影響で「日本が引きこもるのではないかと」懸念している。理由は、中国の影響力が強まる中、日本の復旧・復興が遅れれば、アジアのパワーバランスが揺らぐからだ。
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「自分の事しか考えなくていい社会」の崩壊

 年を加えると無性に子供が可愛く見える。自分が子育てしていた時には感じなかった感覚だ。
 今、離婚が多い。子が小さいときは、多少のことには目を瞑り、相協力して過ごしてきたが、子育ても終え、区切りがついてからの離婚。熟年離婚 現実的思考の出来る女性が、将来の不安を課してまで離婚するには理由があるのでしょうが、統計上の離婚理由を調べてみると、夫からの離婚申立の理由は、①性格が合わない②異性関係③異常性格などあり、一方妻からの申立理由は、①性格が合わない②暴力を振るう③異性関係となっています。
 両性ともに多いのが、「性格が合わない」を理由としています。このことは、配偶者が外国人であるば特に顕著に現れています。習慣、食生活などの違いもあることから頷けます。
 夫が退職をし、日中たまにしか家に居なかったものが、毎日居るようになる。妻としては、「うざい」と思うのもわかります。老後生活を支える公的年金からみると夫婦2人が元気でいることが一番理想的といえます。夫婦合算して生活が成り立つように設計されいるからです。
 熟年離婚のその後など、マスコミも興味を示さないでしょうし、読者も同じでしょうが、独居老人の孤独死となれば、人事に思えず関心を寄せます。それは他人事とは思えない現実感があるからかも知れません。
                                つづく
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熱中症 対策

昨日は、夜半も気温が高かったせいか眠りが浅かったようです。と言うことで今日は、熱中症について見てみたいと思います。
 この病気、日頃、健康な人でも油断をすればなりますし、軽度のものであれば年に何回かは、誰しもその兆候はあるものです。その病気とは、「 高温多湿な環境下で、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温調整機能がうまく働かないことにより、体内に熱がたまり、筋肉痛や大量の発汗、さらには吐き気や倦怠感などの症状が現れ、重症になると意識障害などが起こります」というものです。
 夏になれば、毎年何回かは労災保険のお世話になりますが、監督署には業務の起因性があるのかどうかについて調査表を提出します。被災者の被災前の健康状態、前日の睡眠時間、飲酒の有無、休憩時間、休憩場所など。。。
 比較的面倒なものです。
 屋外の仕事であれば、休憩時間、休憩場所に配慮すればそれほど問題となりませんが、屋内での仕事となれば、室内温度の調節、就業時間など就業場所の労働環境の配慮が問われそうで、後日 指導・監督がありそうです。
 特に、本年は節電の関係で室内が高温となる可能性があり、従業員の体調管理には要注意と言えそうです。

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              熱中症ー厚生労働省
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初めてのお使い

 昨日、夕食を取ながら「初めのお使い」を見ていました。いつ見ても胸がキューンとなります。
 
 もう過ぎましたが、4月になると近所の小学校の高学年の生徒に連れられ、真新しいぶかぶかの通学帽と自分の背丈もあろうかと思われるランドセルを背負い先輩に遅れまいと一生懸命に着いていく風景を目にします。
 送り出す母親の心情を思うと胸がキューンとなります。
 今、放射能汚染に晒されている親の心情は、いかばかりか計り知れません。
 私の信頼している先生に武田邦彦先生が居られます。被災地の子供に時間があればその地を離れ少しでもいいから汚染のない地域へ子らを連れて行って下さい。休ませて下さいといい続けています。
 休みと時間があれば、裏日本、日本海に連れて行って下さい。
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困惑

放射線の被曝線量の単位は複雑で普通の市民の人には理解できません。だから大先生が安全といえば、安全であると信じるほうが、本人にもストレスが溜まらない。
 そもそも放射線量の世界安全基準は、皮肉にも核爆弾の被爆国である広島・長崎の被爆データーが基準となって今の安全基準となっています。当時の日本人の多くは、放射線の人体への影響については皆無であったと考えられます。相当の年数と人員をかけアメリカを始め世界中から科学者・医学者が健康への影響調査をしました。そして得られた知見が「一般人で1年1ミリシーベルト、健康を管理していれば1年5.2ミリシーベルト」です。また、放射線に係ることを職務とするものには別途、基準が設けられています。それは労働安全衛生法の中に規定されています。
 
「一般人で1年1ミリシーベルト、健康を管理していれば1年5.2ミリシーベルトにできる」というのが「日本の法律」に沿ったものです。どうか惑わされないで下さい。
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「自分の事しか考えなくていい社会」の崩壊

 離婚率をヤフーで検索すると、厚生労働省の発表する「人口動態統計」が出てきますが、この統計は、人口の動きに関しての統計で、結婚するとは可能性として子が生まれること、離婚をするとは人口の停滞を意味する人口の移動についての表記でしかないと考えていましたが最近は違うようです。
 平成17年に結婚した人と離婚をした人の割合は1対0.3だったそうです。この割合が今後も変らないと仮定すると、結婚した人の実に3割のカップルが離婚することとなります。同様の計算で過去を遡ると、昭和40年に離婚をした人の割合は約7%で、その後上昇を続けている。ところが平成14年にピークをつけその後、6年連続して減少しているとのことですが、この間については、結婚をしない人が増えているので、離婚率で見れば上昇しているとのことです。
 ここでなぜ、離婚率を考えるかというと、離婚に伴う社会的影響、最近特に顕著なものとして子に与える影響、離婚に伴う年金の分割、相続など その他 いろいろな影響が考えられるからです。
                                  つづく
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百年の恋

 百年の恋も一瞬に潰える。態度、しぐさ、言葉、環境の変化 人によって様々。
 今回の大地震によって被災地 福島の事業所の中には、事業継続を諦めた経営者が2割ほどに達したと報じられた。直接被害に会われたもの、間接的理由により事業継続を断念したものそれそれであります。
 経営者には、会社経営にあたり根幹となる「経営理念」がある。経営者の思いである。 それが被災地を前に折れたしまった。
 再起には、ステークホルダーの後押しが必要です。
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「自分の事しか考えなくていい社会」の崩壊

 派遣労働は、不安定な雇用形態であるが、それよりもより不安定な雇用形態としてフリーターがあります。
 日々雇入れ先を変え、その日暮らしを続ける者たち。大人が不用意に漏らした言葉の反映なのか。はたまた、親達が晒している現実を見ての反映なのか。
 社会保険の埒外にある者、将来への展望、不安はないのか。。。
 高度成長期には、家庭のなかで父母にされぞれに役割の分担があったし合理性がありました。多くの既婚者の妻は、専業主婦となり家族を支えました。夫の給与の中には子供を生んで育て、社会に送り出すための「子供手当」
「家族手当」などの手当てが支給されていましたが、いまは給与体系の見直しの中、真っ先にそれらの手当てが削除の対象となりました。企業も個人も将来の展望が描けない状況にあるように思えます。
 今 話題のドラマに「下流の宴」林真理子著があります。母親が子に諭す「ちゃんとした会社に入りなさい」とフリーターの子が「お父さんはどうなの?いい会社と思い入った会社が潰れたりして・・それじゃ俺達となんにも変らないじゃん」。。。
 ちょつと前なら言い返せても、現実 どんな大企業であっても、潰れてもおかしくない時代 フリーターの子の言葉に説得力が見様にある。
                           つづく
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朝の連続ドラマ ちゅらさん

 沖縄県の離島 小浜島を舞台にドラマは始まります。私にとっては、新婚旅行に行った所ですので特に思いいれの多いところ。晴れた日には、遠くに台湾が望め、自然豊かな小さな島です。
 主演の国仲さんも良かったですが、父母である堺正明と田中好子のコミカルで暖かい家庭が何とも言えず好きでした。
 島を離れ今は東京で慣れない生活をしているだろう国仲を心配する両親。田中好子には、夫にはない「シックスセンス」がある。国仲からの電話の予感 夫ともに電話を前に2人して待つ2人の姿は何とも言えず滑稽で好きなシーンでした。
 
 夏になると思い出すワン・シーンです。 そして彼女は突然居なくなりました。
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歯医者

 歯医者に行くのも最後の治療から10年以上経っている。久しぶりの歯医者です。
 決して歯の治療が必要ないというのではなく。いやなのです。怖いのです。
 幼少の頃、学校で歯の健診を受け、夏休みの間に直しなさいといわれ、母に連れられいやいや行った歯医者。
 診察台に座るも、目の前の処置機材をみて思わず泣きたくなりました。
 そのような嫌な記憶があるので、治療が必要な最悪の状態まで行くことがありません。
 でも、この年になると未治療な歯をお客様に晒すのが失礼に思い、意を決し、行くことにしました。
 でも、どこの歯医者に行こうか。  思案
 あれから10年以上経っているし、歯の治療技術も進歩しているだろう。掛かり付けの老先生の所へ行くよりも、新しい技術を身につけた若い先生がいいだろうと考え、近くに開設した医院に行くことにした。
 行くと若い先生だけあって手際よく、早く治療が終わった。治療技術の日進月歩に感心し帰宅。
 ところが、夜半からいままで経験したことのないような頭痛 なにが起こったのだろう。そのまま翌朝を向かえ早速 歯科医院へ
 「先生、頭痛がします。どうしたんでしょうか」。
 「鎮痛剤を処方しますので飲んで下さい」。とのこと
 多分、歯のかみあわせが上手くいっていなかったのでしょう。
 先生、新しい治療方法も必要でしょうが、治療回数、経験がもっとも大事のようですね。
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「自分の事しか考えなくていい社会」の崩壊

 派遣労働はそもそも専門知識の必要な専門職たとえばプログラマー、通訳などを対象に認められたものです。それが今では、製造まで拡大されたのがそもそもの誤りであると言えます。もちろん現在に至るまでには、紆余曲折があったことは分かります。
 派遣労働を労働者の立場から見たメリットとして、①仕事が嫌ならいつでも止められる。②人間関係などで派遣先の人との間で問題が発生しても、派遣元の営業の者に相談することで問題の解決が早い ③仕事上の人間関係が希薄であるあるためにストレスが溜まらない。④仕事の照会がある ⑤いろいろな職種を経験できる。
などいかにも今のライフスタイルにあったものと感じます。
次にデメリットを挙げると、社員と同じ仕事をしていても給与は安いし、ボーナスはありません。休暇も社員が優先し、首になるのも派遣から。。。
 スキルアップという目的があれば職業選択の1つといえますが、それも一定年齢まで。仲間がおればなおのこと、気が付けば転職もままならない年齢に達してしまい抜け出そうと思っても抜け出せず頼りはまた派遣会社となりかねません。
 派遣元にもよりますが、社会保険の加入もないところもあります。食費・アパート代を引いた残りで国民年金および国民健康保険料を支払えば残りは僅かなものとなります。
つづく
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鼻毛

 赤塚不二夫の「天才バカボン」のなかのダメ親父は、鼻穴から飛び出した鼻毛が描かれています。
 ダメ親父の象徴が手入れをしない鼻毛にあるようです。
 
 話が突然変わりますが、生物は自然放射能との戦いであった。いま地球に生息する生物は全て、いまある自然放射能に適合した生物といえます。
 飛躍しますが、鼻毛が粒子である放射能を遮断し「体内被曝」を防ぎ人類を生存させた。
 言いすぎでしょうか? はい
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