「自分の事しか考えなくていい社会」の崩壊2011-07-09 Sat 07:33
過日、厚生労働省から高齢者の1人暮らしの全世帯に占める割合が3割を超えたと発表されました。今後、この風潮は益々高まることが予想されますが、どこまで高齢者が生活苦に耐えられるか甚だ疑問です。また、生活資金に余裕がないことは生きる希望を失わせるものです。年金制度は、高齢者の自立を促すために一定の年齢に達した時から支給を開始するこことなっていますが、平成15年において少子高齢化を勘案し年金財政の見直しのために年金額計算を変更しました。その結果、全体的に減額になることが多くなりました。
老後の生活費として、年金だけで維持しょうとしても全期間加入していればそれも可能でしょうが、加入期間が短い人にとっては、死ぬまで働きつづけるか資産の食い潰しで凌ぐしかないようです。 一方、現役世代においても、賃金の目減りに加え、増税、保険料アップなどにより生活に余裕のない方も多くおられます。このような状況を改善するためには、核家族から大家族への変更も選択肢の一つとして考えなければなりません。ただ、ともに生活をするためには世代間で家族観、世代間の生活習慣が異なることから従前の大家族という概念ではなく、互いが私生活に干渉せず、ルームシェアーするという気持ちで共同生活をするという選択肢も現実味を帯びてきます。 つづく スポンサーサイト
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