「自分の事しか考えなくていい社会」の崩壊2011-07-19 Tue 06:15
日本の離婚率は3割弱これを年齢別に見ると熟年離婚が多いとの事。子育ても終え残りの人生を自分らしく生きたいと考えているのでしょう。自己責任ですからご自分で判断をすればいいことですが社会保障制度からみるとそんなに甘いことはないと以前書きました。
問題なのは、子育て中の離婚である場合です。両親の愛情のなかで育つはずの子には責任のないこと。それぞれに理由があっての婚姻生活の破綻、子の年齢にもよりますが子供にとっての世間とは夫婦を通してしか知らないものです。それをいきなり筈されるわけですから子供に与える心的影響は甚大なもでしょう。また、子供の精神の発達状況から言えば、実の親こそ最初に見る異性ですし、男の子は母親、女の子は父親との異性関係がそれぞれのその後の人格形成に大きく影響するものといえます。 以前 アダルトチルドレンという言葉が流行りました。人が機能不全家庭で育ったことにより、成人してもなお内心的なトラウマを持つ人を指します。具体的は、「親による虐待やアルコール依存症のいる家庭や機能不全家庭に育ち、その体験が成人になつても心理的外傷として残っている人をいう。特徴は破壊的であったり、完璧主義であったり、対人関係が苦手であるといったいくつかの特徴があり、成人後も無意識裏に実生活や人間関係の構築に深刻な影響を及ぼす」とあります。 つづく スポンサーサイト
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