資産を形成するための方法として、資産三分法があります。日用時に必要に応じて拠出できる資産、緊急時で無ければ手を付けない資産などを分けて分散管理する方法のことです。『卵は1つのかごに盛るな』との格言があります。「1つのかごに卵を一緒にして誤って落とすと、すべての卵が潰れて台無しになるから、いくつかのかごに分けて保存しなさい」。という意味です。今、株式投資家の間では、インターネット専業証券が大きく業績を伸ばしています。理由は、売買手数料が安いことにあるようで中には手数料なしのところまであるようです。従来の証券会社は、手数料収入が主な収入源であったことを思えば隔世の感があります。売買手数料が僅かとなれば、売買頻度も多くなることが考えられますが、今や日々だけではなく1日の時間内の中でも取引を繰り返すデイトレーダーが個人投資家の中心になっているようです。いうならば競輪・競馬・競艇が一日に何レースも行われるに似ているようでマネーゲーム化しているようです。株式投資は本来、投資対象会社の将来性を買うものですから長期保有が原則と考えますが、「一寸先は闇」と考えればこの様な投資のあり方もあるのでしょうか?
源義経の「八艘飛び」のように上手くいけばいいのですが、そんなに世間は甘くない。
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