「自分の事しか考えなくていい社会」の崩壊2011-08-10 Wed 06:53
昭和20年戦後暫らくの間、日本人は専業農家の者が多くいた。現金収入が殆どない生活であったが、それでも生活することができたのは、米で生活必需品の決済にできたからだ。まことにアバウトな決済方法であったといえます。
また、今でも大仕事の一つである「家を建てる」については、村の男衆があっまって村総出で手伝うのである。「結い」の制度であるで、このことは人は助け助けられて生きることの査証といえる。 その後、人々の間で現金収入の必要性が少しづつ浸透し村の男達は、農繁期を除き日雇い労働者として公共事業などに携わるようになった。 同時に、今までの「地域社会」から「会社社会」への移行が少しづつ始まる。会社社会とは現金収入を得ている会社を中心に人間関係を築くことで、少なくとも自分が働いている間は、企業が継続していることが前提となるが誠に心もとないと言わねばならない。ある識者が「会社の寿命(企業が繁栄を謳歌できる期間)は30年」と唱えた。しかし、その後時代の変化はめざましい。グローバル化、ネットワーク化が進み、世界を舞台にした激烈な競争時代に入った。もはや企業の寿命(盛期)は30年どころか、10年は確実に切ったと見られる。 つづく スポンサーサイト
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