初盆2011-08-13 Sat 06:26
その人は、今年60歳の妻に先立たれた。これは想像だが、口やかましい妻に辟易していたその人も妻に先立たれるとは彼の人生計画の中にはなかったであろう。男とは身勝手な者で人生の最後は世話になった妻に「ありがとう」と言って勝手にあの世にいくつもりであったろうにその人は、妻に先立たれてしまった。その人は言いたいだろう「順番が違うだろう」。。。。
その人は、自分の身の回りのことは、殆どできる人で、料理もその人の言に拠れば、相当らしい。自分の身の回りのことはできても、その人は、雨天以外の日には墓参りを欠かさないらしい。1時間も2時間も墓の前で妻に話しかけていると噂で聞いた。その人は釣りがすきなので釣果など話しているのかも知れないと想像するが、いや違うだろう生前、妻に生前言えなかったことを「懺悔」しているのかも知れません。 生命が尽きることに順番などないことは分かっているが、「順番が違うだろう」と叫びたい気持ちは分かる。 スポンサーサイト
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