千の風になって2011-08-14 Sun 06:50
私のお墓の前で泣かないで下さい。そこに私はいませんで始まる。「千の風になって」を始めて聞いたとき、私は非常に親近感を抱いたことを覚えています。後日、作詞家がアメリカ人であると知りさらに驚いたことを覚えています。何故なら彼らの死後観は「天国か地獄」に召されるわけですからとても「風になって吹き渡る」という発想は無いと考えられるからです。でもエキゾチックな他国の伝承を詩に託したと考えられなくはない。
最近の日本人も死後について語るとき「亡き父は・・・今は、天国で・・・」などと多くの人が語られますが、果たして本当にそのように考えているのでしょうか疑問です。実を言うと私も人から問われれば、「天国にいる父母・・・」など言いそうです。なぜなら敢て講釈することに余り意味が無いように思うからです。 ともあれ日本人の死後観は、「魂魄は、浮遊し草木の木陰に隠れ子孫の在り様を伺っている」。と考えられています。では何故、墓参りをするのかといえば、大げさに言えば「自分の立ち位置の確認」のように思います。 スポンサーサイト
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