「自分の事しか考えなくていい社会」の崩壊2011-08-19 Fri 06:27
コミュニティ
人は人間社会のなかで生き生かされる社会的な生き物です。したがって、他者との繋がりである人間関係が、その人の人生の幸福にとって重要な要素となります。コミュニティが弱いと、経済的機会が限られ、他者との接触がなくなり、最終的には孤立しかねない。コミュニティは、雇用、サービス、その他の物質的機会へのアクセスを提供するばかりでなく、精神的な支えとなる。日本では、国民の90%が自分には必要なときに頼れる人がいると考えており、これはOECD平均に近いが、過去一ヶ月間で他人の手助けをしたことがあると答えたのは約23%で、OECD諸国の中で最も低い。また、日本国民の15%近くの人が、友人や同僚などと共に時間を過ごすことが「ほとんど無い」もしくは「全く無い」と答えており、この数値はOECD諸国の中で最も高い。 このことは、会社社会に属していれば敢て進んで他のコミュニティに進んで参加しなくても生活することができる社会であるといえる。 つづく スポンサーサイト
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