「自分の事しか考えなくていい社会」の崩壊2011-10-19 Wed 06:41
悩める年金制度 マクロ経済スライド
今回のギリシアに端を発したEUの経済金融危機、当事国であるギリシアでは、一部のノーテンキな国民であろうと思われるが、連日、デモの様子か報道されている。国民の4人に1人が公務員、現役世代の8割近くの老齢年金が保障されていた国。破綻したギリシア国債を保有するEU等の金融機関を尻目にしてである。今後は、経済危機の救済にかかわった各国から厳しい注文があることを覚悟しなければならないし、同国民も甘受しなければならないと考える。いままでの生活を求めたのは国民であり、それに迎合したのは政治家の責任であるといえる。懸案の「税・社会保障の一体改革」に逡巡すれば、ギリシアの在り様は、他岸の火事ではなく近い将来の日本の姿でもある。蛇足ですが衆愚政治とは、多数の愚民による政治の意で、民主政を揶揄して用いられる言葉。暴民政治。有権者の大半が知的訓練を仮に受けていても適切なリーダーシップが欠けていたり、判断力が乏しい人間に参政権が与えられている状況。その愚かさゆえに互いに譲り合いや合意形成ができず、政策が停滞してしまったり、愚かな政策が実行される状況をさす。また有権者がおのおののエゴイズムを追求して意思決定する政治状況を指す。エゴイズムは自己の積極的利益の追及とは限らず、恐怖からの逃避、困難や不快さの回避や意図的な無視、他人まかせの機会主義、課題の先延ばしなどを含む。 つづく スポンサーサイト
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