「自分の事しか考えなくていい社会」の崩壊2011-10-20 Thu 06:40
悩める年金制度 年金一元化
民主等がマニフェストにかかげる国民年金も含めた全ての公的年金の一元化については、理念としては判るが、現実問題として困難といわなければなりません。一方、被用者年金の一元化については、今までも必要に応じ行ってきました。産業構造の変化等により財政基盤が不安定になったことや加入している制度により給付と負担の両面で不公平が生じていたことから、1984年(昭和59年)、職域集団ごとに分立していた制度を見直し、全国民共通の基礎年金制度を導入する大改正を行うことが閣議決定され、1985年(昭和60年)に実施されました。1997年(平成9年)には旧三公社(JR、NTT、JT)の共済年金、2002年(平成14年)には農林共済が厚生年金へ統合されました。ここでいう被用者とは、民間被用者と公務員をいいます。民間被用者、公務員を通じ、将来に向けて、同一の報酬であれば同一の保険料を負担し、同一の公的年金給付を受けるという公平性・安定性を確保するための共済年金と厚生年金の一元化が俎上に上がってきました。 つづく スポンサーサイト
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