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労務屋さん

経営者とともに「いい会社を作ろう」です。 企業や団体の成長を支える、いわゆる「ヒト」「モノ」「カネ」 「人」に関することを業務としています。

「自分の事しか考えなくていい社会」の崩壊

悩める年金  国民年金3号被保険者
 国民年金の3号被保険者制度については、以前から働く女性との比較の中で「不公平」との批判が多かった。この問題の多い制度は、どのような経緯でできたのかをまず理解しなければなりません。1985年の国民年金法の改正で「国民年金の3号被保険者」ができました。理由は、「性別役割分担」がまだ健在であった当時、多くの主婦は専業主婦が主流であった。当時の年金制度は、専業主婦に対して強制加入とはせず任意によることとしていたため、多くの主婦がもらえる老後の年金は、僅かなものとしかならなかった。この制度の場合、夫が死亡した場合には、遺族年金が支給されるが、離婚をした場合には、元妻が他の被用者年金にも国民年金にも加入していない場合、加入期間に応じた年金か無年金者となることがあるため救済措置として被用者年金の被保険者の配偶者が一定所得内であれば強制的に国民年金の3号被保険者とすることとしました。
つづく
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