「自分の事しか考えなくていい社会」の崩壊2011-10-28 Fri 06:46
悩める年金 国民年金3号被保険者
その様な中、社会保険庁にとって国民年金の納付率の向上に対しては、国からの要請もあり、当時の社会保険庁としても納付率の向上は至上命題であり3号被保険者の存在は納付率の向上にとって外しがたいものである。サラリーマン(第2号被保険者)の配偶者(第3号被保険者)は、夫が退職などで被用者年金制度の資格を喪失した場合、夫ともども第1号被保険者となる。この切り替え手続きは、市役所や町村役場経由で厚生労働大臣への届け出が義務づけられている。この手続きを怠ると年金未加入・保険料未納扱いとなり、結果として年金の受給額が減額され、加入期間が不足する場合は無年金となる。しかし第3号被保険者となる際は事業主経由で手続きが行われたため、多くの元第3号被保険者が切り替え手続きに無知・無関心であり、届け出を行わないため、実際は第1号被保険者の立場にありながら、記録上第3号被保険者のままである不整合が多数発生した。この記録の不整合問題は昭和60年の国民年金の第3号被保険者制度開始時より懸念されていたことであり、旧社会保険庁時代から会計検査院により繰り返し適正化を求められてきたが、根本的な是正がなされることなく放置され続けてきました。 つづく スポンサーサイト
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