TPP2011-10-29 Sat 06:42
今、世間の関心を集めているものにTPPがある。TPPとは、米国を含む環太平洋地域で貿易や投資を自由化する新ルール環太平洋地域のいうならば仲間作り。市場開放の対象は関税だけでなく、検疫や技術基準、知的財産権、政府調達など21分野に渡るとされているが、具体的な範囲については判っていないことがこの問題を大きくしている。一番初めに取り上げられたのが、農業とくに主食である米である。他の野菜については、関税率についても、ことさら問題にすることはないことが判っている。どの様な仕事であれ、日々鍛錬し切磋琢磨して生存が許されるのであろうが、こと主食である米については、主食であるがゆえに保護された。適度な保護であれば、順調に育成するであろうが、「過保護」となれば将来に期待はできない。このような状況を作ったのは、他でもない「票田」に期待する政治家であるし、「票田」を担保に過保護政策を続けさせた兼業農家の責任といえる。
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