日本2011-11-05 Sat 06:32
日本は、古来、奈良、平安、鎌倉、室町時代までの間、他国との交易で不思議なほど輸入してきた物の第一は、宗教書および書籍であったといいます。当時の多くの知識人の好奇心を満たしたであろうことは想像に難くないと考えますが、同時に多種多様な書物を解読する器用さも日本人ならではと感心します。多くの人は、自分勝手ですから「自分は正しいもの」と考えますが、正しいかどうかの判断は、他の人に受け入れられるかどうかにより決まります。「他の人が受け入れてくれて、正しい」といってもらえて初めて正しいといえます。玉石混交の中から自分に合うもの近いものを探し出す。そういう意味では、日本人は、昔からその素養があるように思えます。違いを認めつつ「八百万の神」と共存できるのも日本人ならではのことと思います。今は世界語となった感のある「カイゼン」ですが、多種多様な考えの中からカイゼンを為しえるのは、古来から営々として続く日本人特有のもののように思います。
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