原発2011-12-28 Wed 06:37
12月7日福井県中小企業家同友会の有志11名で関西電力㈱大飯原子力発電所を訪れた。福島原発事故を受け、原発立地県とし間近に原発を観ることは必要とのことで希望者を募った。福井から車で2時間30分の距離だ。現地に到着する間、私は、迷惑施設である原発を受け入れることによる恩恵、立地により恩恵を多少なりに受けた街を想像していたが、期待は裏切られた。福井市からこの地に至るまでの車窓から覗く道中の町並み差異がないことで判る。私をして恩恵を受けているだろうと思わせる原因は、世間から妬ましく思われている電源三法交付金にあるが、電源三法交付金は自治体に支給されるもので、支給を受けるには交付要件がある。まず第一恒久的ではないということ。交付される期限があること。第二として目的限定性、つまり、交付金の利用目的に柔軟性がないということ、いずれも、町道、小学校、保育所、上水道等、公共施設を建設するために使用されていることに限定されていることとされている。このためにこの地に居住する住民には、全く無いとはいえないが、直接的利益は少ないといえる。
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