「あめ」の効用2012-01-09 Mon 07:08
コミュニケーションのツールとしての「あめ」。よく訪れる顧問先の受付にも見られる小さなもり籠に盛られたあの「あめ」のことである。「こっちの水は甘いよ」人は、年齢には関係なく甘いものには惹かれるものらしい。特に疲れている時などは、おいしく感じる。この間テレビの中で、大阪のおばちゃんが登場し、手提げかばんの中を調べると、多くの人の持ち物の中から「あめ」が出てきた。私などは、大阪人の生活力の旺盛さには、感心することが多くあるが、その原点には、経歴、社会的地位などの外見に捉われない「一個の人」として接していく姿勢にあると考えている。カバンから取り出した菓子袋、隣に座った見知らぬ人に対して、「これたべへん美味しいで、私大好きや」といって自分でも一つとって口に入れ、初対面の人に差し出す。差し出された者も一つ取り口に入れることにより、僅かな時間は、共通の思いが共有できる。
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