気分2012-01-12 Thu 06:36
二つの気分。19世紀頃、ヨーロッパから東南アジアの日本に到達したあるフランス人は、神に対して嘆いた。「神の恩恵の深いアジアに比べれば、ヨーロッパは本当に北よりの地で、土地は痩せている。神はそのような地に私達を住まわし、この怠け者たちを肥沃な土地に住まわせた。神はなんと理不尽なことをするのか」。と嘆いたという。もう一つの気分は、白人優位の気分。白人優位の精神でもって領土を膨張させ、文明を普及し、劣悪民族を感化するという気分。当時のヨーロッパの人にとってのアジア人に対する気分の多くは、今も多くの白人社会に共有されているであろうと思われる。
時が過ぎて、「怠け者」のアジアは、世界経済の「成長のエンジン」となり、方やヨーロッパは、財政の蹉跌に苦しむ。 スポンサーサイト
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