「自分の事しか考えなくていい社会」の崩壊2012-03-14 Wed 07:03
企業年金制度
そのような中で起こったのが今回の事件と言える。今後懸念されるのが、AIJ投資顧問の企業年金損失問題で、厚生年金基金の運用を委託していた企業が、経営難に陥るのではないかとの不安がある。厚生年金基金は企業年金の一種で、公的年金の厚生年金を借りて国に代わって一部を運用している。自前の資金(退職金などの運用等)と分けるため国から借りた資金を「代行部分」と呼ぶ。企業年金資産が消えてしまうと厚生年金の一部も足りなくなるのではとの懸念もあるが、厚生年金基金は、基金加入企業が穴埋めしたり、または保険料を引き上げたり、給付額を減らしたりする。また、最悪の場合、基金の解散も考えられるが、国から借りている厚生年金の資金の返済が前提となっており、老齢年金支給に支障がないようにする仕組みになっている。 つづく スポンサーサイト
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