橋下氏「ハシズム」2012-03-18 Sun 08:20
橋下氏の「維新八策」の中に教育改革がある。教育は国家百年の計を考える場合、避けては通れない問題と言える。先の大戦後、日本にアメリカの占領軍が入って戦後処理を行った。アメリカは日本が軍事大国となり侵略国になったのは、国が行った教育に問題があるとして、教育権(教育する権利)を国から奪った。その代わりにアメリカが持ち込んだのが自国で採用していた教育委員会制度である。アメリカでは教育委員を選挙で選ぶ。ところが、日本では住民の教育委員の選挙に対する関心がなく、投票率がおそろしく低かったため、教育委員に当選したのは社会党や共産党の人たちだった。 その後もこの色彩は濃く伝承されている。その様な中、時の政権与党であった自民党政府はこれを問題視し、自治体の首長による任命制に変更。任命制によって結局、教育委員は「名誉職」になってしまった。名誉職であるから責任は取らない。教育の現場では責任の所在が曖昧のまま今日に至っている。
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