「自分の事しか考えなくていい社会」の崩壊2012-03-22 Thu 08:19
どこにもある風景
長野県小海町。白菜やレタスなど高原野菜の産地として知られるこの町は、約5200人の人口の5人に2人が65歳以上の高齢者、1年間に生まれる子供は20~30人という「50年後の日本の人口構成に近い町」といえそうだ。この町も「30年前は家族連れでにぎやかだった」という商店街も今は空き店舗が目立つ。 中心部には、デイサービスが受けられる介護支援施設などが6施設。その一つ、社会福祉センター「やすらぎ園」には、1人暮らしの高齢者が格安の家賃で暮らせる集合住宅が整備されている。認知症予防のため、定期的にお年寄りを集めて子供との交流会などを行うという。高齢化に伴い、町は高齢者が生活しやすいよう整備が進んでいる。しかし、「財政には余力がない」。町の平成23年度予算の歳出35億9500万円のうち、社会保障費にあたる民生費と衛生費は全体の3割を占める計約10億5400万円。町は、勤労世帯に投資して町を活性化したいが、現実には高齢者の生活を守ることで精いっぱいとのこと。 つづく スポンサーサイト
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