「自分の事しか考えなくていい社会」の崩壊2012-04-02 Mon 07:25
餓死者
さいたま市で親子3人が餓死とみられる状態で見つかった。全国の餓死者はバブル崩壊後の平成7年に前年の約2・8倍の58人に急増、それ以降、高水準で推移していることが25日、分かった。22年までの30年間の餓死者数は1331人で、うち7年以降が8割以上を占めた。専門家はセーフティーネットのあり方の見直しを呼びかけている。 統計を見ると50代の死者が多いことがわかる。22年までの16年間で50代の死者数は348人、60代が252人、40代が185人に上り、40~60代で全体(1084人)の72%を占めている。男女比は30年間で男性が女性の約4・5倍と圧倒的に多かった。高齢者ではない「50代男性」の餓死者が多いことには、「稼働層といわれる働き手世代のうち、年齢的に再就職が難しいことから50代が突出したのではないか」と分析している。 女性よりも男性が多いことについては、「男性は自立できるはずという強い社会規範がある」とし、行政などから助けを受けることに心理的抵抗を感じている可能性があると識者は観ている。 つづく スポンサーサイト
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