晴耕雨読2012-06-18 Mon 07:30
日本企業や日本政府が海外に持つ資産から、海外勢が日本国内に持つ資産の額を引いた対外純資産が、2011年末時点で1年前に比べて0.6%増加の253兆100億円となったことがわかった。21年連続で世界一となっている。だが国際比較をしてみればわかるように、日本は対外直接投資が大きいのではなく、対内直接投資が極端に小さすぎるのである。対内直接投資がきわめて少ないので、対外直接投資との差額が結果的に多くなり、対外純資産がたまたま「世界一」となっているのだ。 対外純資産が世界一と喜ぶよりも、日本は直接投資の停滞、とりわけ対内直接投資の少なさを深刻に受け止めるべきである。対内直接投資が少ないということは、海外の投資家にとって日本は魅力が少ないといえそうだ。
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2012-06-20 Wed 08:31 まとめwoネタ速neo
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