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労務屋さん

経営者とともに「いい会社を作ろう」です。 企業や団体の成長を支える、いわゆる「ヒト」「モノ」「カネ」 「人」に関することを業務としています。

「自分の事しか考えなくていい社会」の崩壊

 派遣労働はそもそも専門知識の必要な専門職たとえばプログラマー、通訳などを対象に認められたものです。それが今では、製造まで拡大されたのがそもそもの誤りであると言えます。もちろん現在に至るまでには、紆余曲折があったことは分かります。
 派遣労働を労働者の立場から見たメリットとして、①仕事が嫌ならいつでも止められる。②人間関係などで派遣先の人との間で問題が発生しても、派遣元の営業の者に相談することで問題の解決が早い ③仕事上の人間関係が希薄であるあるためにストレスが溜まらない。④仕事の照会がある ⑤いろいろな職種を経験できる。
などいかにも今のライフスタイルにあったものと感じます。
次にデメリットを挙げると、社員と同じ仕事をしていても給与は安いし、ボーナスはありません。休暇も社員が優先し、首になるのも派遣から。。。
 スキルアップという目的があれば職業選択の1つといえますが、それも一定年齢まで。仲間がおればなおのこと、気が付けば転職もままならない年齢に達してしまい抜け出そうと思っても抜け出せず頼りはまた派遣会社となりかねません。
 派遣元にもよりますが、社会保険の加入もないところもあります。食費・アパート代を引いた残りで国民年金および国民健康保険料を支払えば残りは僅かなものとなります。
つづく
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