「自分の事しか考えなくていい社会」の崩壊2012-08-22 Wed 06:46
依頼心
誰でも程度の差はあるが、年齢に係らず依頼心はある。昔の日本であれば、元服が行われ今は年齢が上がり成人の日がそれに相当する。単独で法律行為ができる歳である。「稚心を去れ」と郷土の先達、幕末の志士橋本左内は元服を前に覚悟したとされるが、私などは遠く及ばない。 依頼心の起因については人間だけでなく,多くの哺乳動物も子供の時は親,特に母親に頼って生存するからと考えられる。だから子供の行為は親の責任ということになるし,子供は何か悪事を働けば親の陰に隠れようとする。大人になれば何時までも親の「せい」ばかりを口にできないから,学校の「せい」,先生の「せい」,社会の「せい」,会社の「せい」,上司や社長の「せい」などを口にして,自分の責任から逃れようとする。人は年齢を増すことにより依頼心が低減することが望ましいが、人は1人ではそもそも生きて行けない宿命がある。だが、依頼心を低減する努力は必要と考える。 スポンサーサイト
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