「自分の事しか考えなくていい社会」の崩壊2012-08-30 Thu 07:04
依頼心
一方、日々自分にかせた自立心を阻むことも往々にあります。評論家、田原総一郎氏の話ですが、「北海道経済が長らく低迷しているのはなぜか。それは、かつての自民党政権が北海道をダメにする政策ばかりやってきたからである。北海道にはかつて炭鉱が数多くあり、社会党を支持する道炭労という労働組合が強かった。北海道教職員組合(北教祖)も勢力を持っていたし、北海道庁はかつて社会党や共産党といった革新勢力の影響が色濃かった。こうした労働組合の強い北海道に対して、自民党政権が行ったことは北海道開発庁を設置し、そこを経由してお金を出すことだった。道庁を相手にしていると、社会党や共産党の反対にあって北海道の開発が進まないと考えたのである。その結果、北海道の多くの人々が北海道開発庁にぶらさがり、北海道の主体性は次第に失われていった。しかも、北海道開発庁を経由したお金は公共事業に投入され、それまで何とか自立していた農業は、公共事業に携わる兼業農家へと変わっていった。「お上頼み」になり、自立できなくなってしまったのである」。ねたみであるかも知れないが、宝くじの高額当選者のその後、多くの当選者は貰わなければよかったと聞いたことがある。「悪銭みにつかず」の喩えにもあるように身の程を超えたものは残らないしかえって身を滅ぼす原基ともなりえるといえます。 つづく スポンサーサイト
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