「自分の事しか考えなくていい社会」の崩壊2012-12-13 Thu 16:03
社会的包摂
現在、日本が抱えている「地縁」「血縁」「社縁」という社会生活の基本が崩壊してしまつた経験を先行してヨーロッパ諸国もしている。ヨーロッパ諸国は、多民族の国家であること宗教が異なることによる軋轢が日本とは大きく異なるが、崩壊初期の段階で、失業者、低所得者、外国人、ホームレス、薬物依存者などを社会から排除しょうとした。だが、もともと民族、宗教が異なることの不安要因を抱えた中での「社会からの排除」は社会不安をさらに増大させた。過去の植民地主義時代、ヨーロッパの主要国は、アフリカ、インド、アジアに多くの植民地を有したが、そのご統治国の民族主義の台頭のなかで、治安維持のための統治費用がその地から得るものより少なくなったことが植民地の独立を促したことに似て、このような中で、こうした状況が続けば、治安維持のための費用がもとで国家の崩壊にまで行き着くとの危機感から「社会的包摂」の理念が生まれた。 つづく スポンサーサイト
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