晴耕雨読2013-01-06 Sun 07:15
「安物買いの銭失い」という言葉がありますが、見た目同じ様なものであれば安いに越した事は無いと考えるは自然な成り行き。厳しい消費者の目に耐えてきた日本製品ですが、「ない袖を振る事は出来ない」。消費者の懐具合も考える必要があるようです。売り上げ低迷の中での値下げ合戦は、お互いの体力を消耗させる。しかし、冬のボーナスは前年を割り込み、企業の大量人員削減計画が相次ぎ、来春闘で賃金改善要求を見送る労組も出るなど、悪化する一方の所得環境に、小売りの現場は低価格を訴えるよりない。実需につなげ、消費を上向かせる保証もない金融政策に頼ったインフレターゲットに、小売りの現場からは「脱デフレはほど遠い」「安倍晋三・自民党総裁の一人芝居」と冷ややかな声も漏れ聞こえてくる。
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