アメリカのリスク管理2011-06-12 Sun 07:29
「日本国外務省は6月9日、米国で行った対日世論調査の結果を発表した。有識者を除く一般国民にアジアで最も重要なパートナーを聞いたところ、中国が39%(前年比5ポイント減)で、日本の31%(同13ポイント減)を上回った。中国が日本を上回ったのは、質問を始めた1975年以来初めて。政財官界などの有識者が対象の調査では、中国が46%(同10ポイント減)に対し、日本は28%(同8ポイント減)。中国が2年続けてトップだった。」
ここで重要なことは、政財官界などの有識者等は、以前から中国を重要なパートナーと認めていたこと。そして今回初めて有識者を除く一般国民にアジアで最も重要なパートナーとして認められたこと。ともすれば日本はずしにもなりかねない。 一方、米国国内では、今回の大震災の影響で「日本が引きこもるのではないかと」懸念している。理由は、中国の影響力が強まる中、日本の復旧・復興が遅れれば、アジアのパワーバランスが揺らぐからだ。 スポンサーサイト
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